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今週の見どころは、「保原町のつつこ引き祭り」です。
「保原町のつつこ引き祭り」は、五穀豊穣・無病息災・商売繁盛を祈る勇壮な祭りとして290年以上も受け継がれており、伊達市の無形民俗文化財に指定されています。「つつこ」とは俵のことで、このお祭りの主役です。
今年のつつこ引き祭りは3月4日に保原町の厳島神社付近で開催され、まず市内のスポーツ少年団が参加して恒例の子ども綱引きが行われました。その後、花火を合図につつこ引きへと移り、下帯姿の若衆が力を合わせて会場となる保原町商店街へ運びます。名物の一番乗り競争では、つつこに挿した5本の懸賞金をめがけ、若衆が厳島神社を一斉にスタートします。
つつこの引き合いは、保原町4丁目交差点でねじり鉢巻きをつけた若衆が三方向に分かれた自陣に引き寄せようと綱を引きます。この「つつこ」の中には2升のふかした「もち米」が入っており、一時間以上引き合ううちに「餅」になってしまいます。当日は天候に恵まれ、県内外からたくさんの見物客が訪れ、大いに賑わいました。
今週の見どころは、「東北中央自動車道 相馬玉野IC~霊山IC開通式」です。
国が復興支援道路として整備を進めている東北中央自動車道「相馬福島道路」のうち、相馬玉野ICと伊達市の霊山ICを結ぶ17kmの区間が3月10日に開通したため、記念の開通式が行われました。
開通式には、伊達市や相馬市の関係者が集まり、道路の完成を祝いました。オープニングセレモニーでは、霊山太鼓保存会による霊山太鼓や梁川交響吹奏楽団による演奏が披露されました。その後、来賓や地元の石田小学校の児童も参加して記念のテープカットとくす玉開きを行い、開通を祝いました。
「相馬福島道路」は、常磐自動車道と東北自動車道を結ぶおよそ45kmの自動車専用道路です。国が復興を支援する目的で整備を進めており、完成すると、福島飯坂ICから相馬ICまでの所要時間がおよそ40分短縮される予定で、県内外の観光交流の拡大や救急搬送の安定迅速化が期待されます。
今週の見どころは、「伊達小学校吹奏楽部 ありがとうコンサート」です。
今年度も数々のコンクールやコンテストで金賞を受賞してきた伊達小学校吹奏楽部ですが、吹奏楽部の一年間の活動の集大成として、お世話になった皆様への感謝の気持ちを込めて、2月24日に伊達市ふるさと会館でありがとうコンサートを開催しました。
会場にはたくさんの来場者が訪れ、アンサンブルやポップス、お馴染みの歌謡曲などを鑑賞し、演奏した吹奏楽部員へたくさんの拍手を送っていました。
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