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伊達市男女共同参画推進条例

印刷ページ表示 更新日:2016年4月1日更新

伊達市男女共同参画推進条例~みんなが自分らしく生きられるために~

 伊達市では、市民・事業者・教育関係者のみなさんとの協働により男女共同参画社会実現に向けた取り組みを推進するため、「伊達市男女共同参画推進条例」を制定しました。(伊達市議会平成28年第2回定例会において可決)

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伊達市男女共同参画推進条例 [PDFファイル/173KB]
伊達市男女共同参画推進条例概要(通常版) [PDFファイル/99KB]
伊達市男女共同参画推進条例概要(イラスト版) [PDFファイル/499KB]

どうして男女共同参画が必要なのか?

 例えば、「男は仕事、女は家庭」というように性別によって不平等に役割を固定してしまうことは、個人の可能性や生き方の選択を制限し、自分らしく生きることを妨げる原因となります。

 市民一人ひとりが輝き、そして伊達市が活力と希望にあふれるまちでありつづけるためには、「男だから、女だから」ということではなく、全ての人々が性別にとらわれることなく、多様な生き方を認め合い、その個性と能力を発揮して自分らしく生きられる社会を実現することが重要です。

 そこで、伊達市では、男女共同参画のさらなる推進に取り組むため、平成27年度に「伊達市男女共同参画推進条例」を制定しました。

世界から見た日本の状況

 男女共同参画に関する国際的な指数を見ると、日本における男女共同参画は他の先進国に比べて非常に遅れていると言うことができます。

日本のジェンダー・ギャップ指数※1 0.670 
145カ国中101位(2015年データ)

  【参考】その他の国の順位
 1位 アイスランド 0.881
 2位 ノルウェー  0.850
 2位 フィンランド 0.850
 4位 スウェーデン 0.823
 5位 アイルランド 0.807
  :
 11位 ドイツ   0.779
  :
 15位 フランス  0.761
  :
 18位 イギリス  0.758
  :
 28位 アメリカ  0.740
  :
 75位 ロシア   0.694
  :
 91位 中国    0.682
  :
 101位 日本   0.670
  :
 115位 韓国   0.651
  :
 145位 イエメン 0.484

 伊達市における男女共同参画の現状

 伊達市では、平成23年2月に「伊達市男女共同参画プラン」を策定し、男女共同参画社会の実現に向けた取組を進めてきました。

しかしながら、平成27年7月に実施したアンケート結果を見てみると、性別による固定的な役割分担意識※2やそれに基づく社会慣行は依然として根強く、家事、子育て、介護等の多くが女性の負担となっていることがわかります。また、様々な分野において女性の参画が遅れている現状がうかがえます。

 また、平成22年度国勢調査結果から算出した年齢階級別の労働力率※3を見てみると、男性と比較して女性は,結婚・出産期に当たる年代に一旦低下し,育児が落ち着いた時期に再び上昇するという、いわゆるM字カーブを描いています。女性も生涯働き続けることが理想であるとしつつも、妊娠・出産をきっかけに退職せざるを得ない、産休・育休を取りづらいといった不安定な雇用状況がうかがえます。

  平成27年7月実施アンケート結果 一部抜粋

Q.あなたの家庭では、次の(1)~(9)の仕事は夫婦どちらが主に担当されていますか?(既婚者のみ対象)

グラフ1

Q.次の(1)~(5)の分野で男女が平等になっていると思いますか?

グラフ2

伊達市における年齢階級別労働力率(平成22年度国勢調査結果から算出)

グラフ3

福島県と伊達市の比較

グラフ4

条例の概要

前文と15の条文で構成されています。

ズ

「6つの基本理念」(第3条)

伊達市の男女共同参画は次の6つの基本理念にのっとり推進していきます。

ズ

みんなが協力して取り組みましょう!(第4~7条)

 男女共同参画社会を実現するためには、市だけでなく、市民・事業者・教育関係者のみなさんにも基本理念について理解を深めていただき、共に協力して取り組んでいくことが重要です。

ズ

※4積極的格差是正措置

男女共同参画を阻害する行為の禁止(第8~9条)

 男女共同参画の推進を阻害する要因となる以下の行為を禁止します。

 (1)性別による権利侵害等の禁止
 性別を理由とする差別的な扱い、セクシュアル・ハラスメントやドメスティック・バイオレンスなど、人権を侵害する行為をしてはなりません。

 (2)公衆に表示する情報に関する留意
 新聞・テレビ・ポスターなどで人に情報を伝えるときは、性別によって役割を決めつける表現や男女間での暴力行為を助長させる表現は行わないようにしましょう。

 基本計画の策定(第10条)

 市は、男女共同参画を総合的かつ計画的に推進するため、基本計画を策定します。基本計画の策定に当たっては、広く市民の意見を取り入れることと併せて伊達市男女共同参画審議会の意見を十分反映させます。

男女共同参画審議会の設置(第11~15条)

 伊達市における男女共同参画の推進について意見を述べたり、条例が正しく活かされているのかをチェックするための機関として、有識者及び公募市民により男女共同参画審議会を組織し設置します。

男女共同参画社会が実現すると・・・!?

 男女共同参画社会が実現することにより、次のような効果が期待できます。

 (1)市における効果
 今まで埋もれていた新たな意見や視点を市政に反映させることができるようになります。

 (2)市民における効果
 男女ともに性別にとらわれることなく、その個性と能力を発揮し、自分らしくいきることができるようになります。

 (3)事業者における効果
 仕事と生活が調和することにより従業員の労働意欲が高まり、それにより職場が活性化され、事業成果の向上が見込まれます。

 (4)教育関係者における効果
 学習の場だけでなく、進学・就職相談においても生徒の個性や得意分野に応じて広く指導することができるようになり、生徒の可能性がより広がります。

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 男女共同参画は、小さな積み重ねの連続です。みなさんが日々の生活の中で「気づき」そして「行動する」ことがとても重要になってきます。

性別に関わらず全ての人が活き活きと輝く社会を実現するために、共に取り組んでいきましょう!

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