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伊達市合併10周年記念事業「健幸なまちづくりシンポジウム」が、1月23日に伊達市ふるさと会館で開かれ、約500人が来場しました。
あいさつの中で仁志田昇司市長は「健幸都市は平成19年から取り組んでいます。東日本大震災から5年。今後さらに取り組みを進め、少子高齢化社会を乗り切り、健幸都市にふさわしい市にしていきたい。」と述べました。
自ら挑戦し、健幸を手に入れている登山家の田部井淳子さんや、科学的な目で健幸を指導している医学博士の久野譜也さんの講演では、健幸都市実現に向けてのヒントや課題などが語られました。その後には健幸大使の普天間かおりさんのミニコンサートが行われ、会場は笑顔に包まれました。
「世界の山々をめざして」と題して、自分の経験を基に、健幸のために目標をもつこと、小さな歩みでも積みかねることで必ず頂上へたどり着くことを語ってくれました。また、震災後には、福島を支える次世代を元気にしたいという思いで、高校生たちとの富士登山を始め、高校生たちに日本一の山に登って、高い志をもつことや新しい世界観を伝えている活動などを紹介。最後にエベレスト登頂のエピソードなどを写真のスライドを使って紹介しました。
「伊達市に住むと自然と健幸になるまちづくりのための次の10年における課題」と題して、2025年に団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に全員到達する問題について早く取り組むことが大事と述べ、平成19年から取り組んでいる伊達市の取り組みが国で評価されていることを紹介。この取り組みは道半ばで、これからが大事である、死亡リスクの原因を抑えるのに運動をすること、歩くことがとてもよく効く薬であることを述べ、次の10年への課題を語ってくれました。
伊達市の健幸都市応援団として、健幸大使の普天間かおりさんが復興支援ソング「Smile Again 0311」などを披露。彼女の歌は、平和で健康に生きることの大切さを伝え、シンポジウムを締めくくりました。
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