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今週の見どころは、「寛延三義民 269回目の供養祭」です。
寛延三義民とは、今から約270年前に伊達地方が記録的凶作に襲われ、年貢の減免を求めて一万人以上の農民が一揆を起こした際、その一揆の首謀者として名乗り出て処刑された斎藤彦内、蓬田半佐衛門、猪狩源七の3人のことです。
伊達市の福源寺には、この3人の中でも中心人物とされる斎藤彦内の墓があり、毎年、三義民の命日にあたる4月17日に福源寺で供養祭が行われています。
269回忌にあたる今年も、斎藤彦内の遺族や地元の歴史研究会の会員たちが福源寺に集まり、墓前に手を合わせ、花を手向けました。福源寺には三義民の話を書いた絵も奉納されています。
今週の見どころは、「紅屋峠千本桜祭」です。
保原町柱沢にある紅屋峠千本桜森林公園では、桜の里親制度を設けており、平成14年から公園内へ行ってきた桜の植樹の本数が今年、千本になりました。
桜の里親制度は、里親になった方がわが子と同じように桜へ愛情を注いで育ててもらう制度で、里親になった桜にはメッセージを記入したプレートを設置しています。
4月15日には今年の活動始めとして桜祭が行われ、里親のみなさんが参加して桜の手入れや清掃作業を行いました。当日は気温が低いなかでの作業でしたが、参加者は、地元婦人会の方の作った豚汁を食べ、心も体も温めていました。
紅屋峠千本桜森林公園には、さまざまな種類の桜が植えられているため、4月初旬から5月初旬まで桜の花を楽しめます。
今週の見どころは、「伊達屋内運動場オープン」です。
伊達屋内運動場「ファミリーパークだて」が、JR伊達駅近くの伊達市細谷地区にオープンしました。施設の完成を記念したオープニングセレモニーが3月29日に行われ、須田博行市長が施設の完成を祝ってあいさつをしました。
「ファミリーパークだて」には、さまざまな年齢の子どもたちが集まり、天気を気にせず安心して遊べるようにエリアを分けて遊具が設置されています。幼児用エリアでは、ボール遊びやミニ電車などが囲まれた空間にあります。そのほか、ママカフェや三輪車のサーキット場もあり、保護者同士や地域住民も交流できる施設となっています。
「ファミリーパークだて」は、駐車場も含めて利用料は無料。休館日は毎週金曜日と年末年始となっています。
今週の見どころは、「道の駅伊達の郷りょうぜん グランドオープン」です。
東北中央自動車道「相馬福島道路」の霊山ICのすぐそばに、道の駅伊達の郷りょうぜんが3月24日にオープンしました。
伊達市初となる道の駅は霊山町小国地区に位置し、国道115号線にも隣接しており、伊達市内からも利用しやすい施設です。一般オープンに先立ち、多くの来賓が出席しての開所式が行われ、須田博行伊達市長や国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所の石井宏明所長があいさつを述べ、テープカットとくす玉開きで道の駅のオープンを祝いました。
オープン初日は天候にも恵まれ、道の駅の店内には伊達市産品や伊達市と交流のある都市の商品が並び、レストランや屋外のフードガーデンも多くの来場者で賑わいました。
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