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今週の見どころは、「阿武隈急行全線開業30周年」です。
阿武隈急行は、福島駅から宮城県柴田町の槻木駅を走るローカル線です。昭和43年に前身の丸森線として槻木駅と丸森駅間で運行開始し、昭和63年7月1日に全線開業したため、今年で全線開業30周年を迎えました。
7月1日には、梁川駅前で全線開業30周年記念のセレモニーや展示、車両基地の見学などが行われました。阿武隈急行は無人駅が多く、地域の皆さんがボランティアで駅長を務めるマイレールボランティア駅長の制度があり、また各駅周辺の美化活動をする方もおり、これらの方々へ感謝状が贈られました。
30周年記念の大感謝祭では、新幹線をモチーフにしたミニ電車の運行、塗り絵体験がありました。車両基地では、線路の補修や点検をする車両を実際に運転する体験会が行われ、幼稚園児から60代の方までが貴重な体験をしました。
今週の見どころは、『DATE応援プロジェクト』です。
伊達市は、福島信用金庫と連携して地域の魅力を再発見し全国に発信する取り組みとして『DATE応援プロジェクト』を伊達市保原市民センターで6月30日に開催しました。
第一部では、岩手県西和賀町でグラフィックデザイナーとして活躍している金谷克己さんの講演会を行いました。金谷さんは豪雪地帯の西和賀町で、マイナスイメージになりがちな「雪」をプラスイメージに転換させる『ユキノチカラ』プロジェクトを展開しています。地元業者とタッグを組んで、雪が生み出す産物の力とデザインの力でブランド化し、全国でも話題の商品を開発しています。
第二部では、金谷さんの話を参考にし、「地域の魅力ある食を活用した食のブランド化」をテーマとしてパネルディスカッションを行いました。伊達市の須田博行市長をはじめ伊達の観光や食の分野で活躍する5人のパネリストが討論しました。
今週の見どころは、「北畠顕家卿生誕700周年記念シンポジウムPR」です。
伊達市は伊達家十七代の伊達政宗公が有名ですが、南北朝時代には南朝方の有力武将である北畠顕家卿が築いた史跡が数多くあります。今年は北畠顕家卿の生誕700年にあたるため、記念シンポジウムを7月28日に伊達市ふるさと会館で開催します。
シンポジウムでは、歴史コメンテーターの金谷俊一郎氏の基調講演やパネルディスカッションが行われます。
今週の見どころは、「伊達音楽祭 すまいる&みゅーじっく」です。
音楽で笑顔を届けようと、「伊達音楽祭 すまいる&みゅーじっく」は毎年開催されています。今年も福島県内外から17組の音楽グループが出演して6月10日に伊達市ふるさと会館で開催されました。
開演に先立ち、5年連続で出演している3グループに表彰状が贈られました。演奏会では、フォルクローレやポップスなどさまざまなジャンルの演奏が披露され、伊達市内外からの来場者は聞き入っていました。
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