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今週の見どころは、「方部対抗家庭バレーボール大会」です。
今回で第55回目となる「方部対抗家庭バレーボール大会」が5月12日に伊達体育館で開催され、伊達地域の11方部から8チームの約70人が出場しました。
家庭バレーボールは、柔らかいゴムボールを使用している点とサーブをアンダーハンドで行う点で通常のバレーボールと異なっているため、初心者でも取り組みやすい競技となっています。試合は8人制、15点先取3セットマッチで行われました。
常勝チームの平バレークラブが今回で通算8回目の優勝を飾りました。今回の上位入賞2チームは、6月に行われる県民スポーツ伊達地域大会の出場権を得ました。
今週の見どころは、「霊山ジャズフェスティバル」です。
今年で8回目を迎えた「霊山ジャズフェスティバル」は、5月3日と4日にりょうぜんこどもの村で開催されました。両日とも天候に恵まれたため、多くの来場者で盛り上がりました。
雄大な霊峰霊山をバックとした特設野外ステージには、福島県内外から集まったジャズを中心とした音楽グループが出演し、5月の爽やかな陽射しを受けた熱い演奏が繰り広げられ、多くの観客から盛んな拍手が送られていました。
今週の見どころは、「箱崎愛宕神社例大祭獅子舞奉納」です。
箱崎愛宕神社の獅子舞は、室町時代からの伝統のある獅子舞で、福島県重要無形民俗文化財の指定を受けています。江戸時代までは福厳寺に奉納されていましたが、神仏分離のため明治時代から箱崎地区の愛宕山頂にある愛宕神社に奉納されています。
4月29日に行われた例大祭は天候に恵まれ、勇壮な三匹の獅子とユーモラスなひょっとこ面のささら、舞全体を統括する翁面の半平が五穀豊穣や家内安全を祈願して踊りました。また、子どもたちによる獅子舞も披露され、神社の境内に集まった大勢の観客から大きな拍手が送られていました。
今週の見どころは、「寛延三義民270回忌供養祭」です。
寛延三義民とは、江戸時代中期の寛延2年に伊達地方が記録的凶作に襲われ、年貢の減免を求めて16,000人以上の農民が一揆を起こした際、その一揆の首謀者として名乗り出て処刑された斎藤彦内、蓬田半左衛門、猪狩源七の3人のことです。
伊達市下志和田の福源寺には、この3人の中でも中心人物とされる伊達市出身の斎藤彦内の墓があり、三義民の命日にあたる4月中旬には毎年、福源寺で供養祭が執り行われています。
270回忌を迎えた今年も、4月15日に斎藤彦内の遺族や地元住民が福源寺に集まり、墓前に手を合わせ、線香を手向けました。福源寺には三義民の話を書いた絵も奉納されています。
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