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今週の見どころは、「猪革有効活用セミナー」です。
猪は、農作物に被害を及ぼすため捕獲や駆除が各地で行われていますが、命ある野生動物としてその命を尊び少しでも役立てるため、伊達市では猪革の有効利用を図っています。12月1日には、猪革を有効活用することを考えるイベントが「道の駅伊達の郷りょうぜん」で開催されました。
ワークショップでは、猪革のクリスマスツリー作りを体験しました。実際に猪革に触れた親子からは、猪革が見た目と違って柔らかくて軽いことや加工が難しかったなどの感想がありました。
有効活用セミナーやパネルディスカッションも開催され、猪の捕獲に携わる方々がたくさん訪れ、出演者の講演に聞き入っていました。伊達市では今後も猪革の有効利用する事業を展開していく予定です。
今週の見どころは、「梁川高校創立100周年記念式典」です。
伊達市梁川町の福島県立梁川高校は、大正8年に梁川町立実科高等女学校として創立し、昭和23年に現在の梁川高校となり現在まで13,000人以上の卒業生を送り出しています。
11月2日には創立100周年記念式典が開かれました。当日の式典には生徒、教職員のほか同窓生が出席し、歴代校長や梁川高校の発展に尽力された関係者へ感謝状が贈られました。来賓を代表して福島県知事や伊達市長から祝辞が述べられました。
また、生徒の代表が梁川高校の歴史や伝統を振り返りながら、10月中旬に台風被害のあった被災家屋の片づけボランティア活動を行ったことなども発表しました。
今週の見どころは、「高校生が伊達市プロモーションビデオを収録」です。
伊達市には来年夏に開催されるオリンピックも聖火ランナーも来ませんが、元気な高校生は大勢います。
10月中旬に伊達市は台風19号で大きな被害を受けましたが、市内外の多くの方々から多大なる支援をいただきました。そこで伊達市は、皆様からいただいた温かい支援への恩返しの気持ちを込め、東日本大震災や台風19号で被災された方々へ市内の元気な高校生の笑顔を届けようと考え、伊達市プロモーションビデオ「エール」を企画しました。
11月4日には伊達市ほばら大泉野球場において伊達市内3高校と福島市内の2高校の生徒が出演して「エール」の収録を行いました。福島県が誇る故古関裕而先生の名曲『栄冠は君に輝く』を市内3校の吹奏楽部が演奏し、朝日新聞社主催の「第100回全国高校野球選手権記念大会」のダンスを福島バージョンに構成して、伊達市内3高校と福島市内の2高校の生徒が踊りました。
このプロモーションビデオ「エール」は、You Tubeや伊達市ホームページからも視聴できます。
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