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11月20日、市内の幼稚園と小・中学校では、統一献立による「だし」を効かせた給食が振る舞われました。
この取り組みは、11月24日(いいにほんしょく)を「和食の日」と定め、日本人の伝統的な食文化「和食」を保護・継承する大切さについて考える動きが全国的に広まっていることにちなんで行われたものです。
この日のメニューは、ごはん・牛乳・鮭の塩焼き・白菜のおかか和え・いものこ汁。いものこ汁は、醤油ベースで「だし」を感じられる味に仕上げられました。
堰本小学校では、5年生が家庭科の授業で食育について力を入れて学習しており、食事の時は「三角食べ」を意識し、その日の献立で五大栄養素を含むものを話し合いながら給食を食べていました。また、15分で完食することを目標として、ほぼ毎日完食しています。
和食は、平成25年にユネスコ無形文化遺産に登録され、フランス料理や地中海料理とともに世界的に認められた食文化の一つです。料理そのものだけではなく、「いただきます」「ごちそうさま」の感謝の気持ちを言葉にすることも和食という文化ならではです。そういった素晴らしい文化を、ぜひ家庭からも継承していきましょう。
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