本文
国ごとの男女格差(ジェンダーギャップ)を測る指数のことで、GGIと略されます。
世界の企業や団体が加盟する非営利の公益財団、世界経済フォーラム(World Economic Forum)が毎年発表しているもので、各国の資源や機会が男女間でどのように配分されているかについて、次の4分野で評価しています。
(1)経済活動の参加と機会(給与、雇用数、管理職や専門職での雇用における男女格差)
(2)教育(初等教育や高等・専門教育への就学における男女格差)
(3)健康と寿命(出生時の性別比、平均寿命の男女差)
(4)政治への関与(議会や閣僚など意思決定機関への参画、過去50年間の国家元首の在任年数における男女差)
指数の算出には国際労働機関(ILO)、国連開発計画(UNDP)、世界保健機関(WHO)などの公的データが用いられています。
なお、指数は0から1の数値で表され、0が完全不平等、1が完全平等を意味しています。
「男は仕事・女は家庭」などのように、男性・女性という性別を理由として、役割を固定的にわける考え方のこと。
就業者数と完全失業者数とを合わせた労働力人口が15歳以上の人口に占める割合。労働力人口÷15歳以上の人口(生産年齢人口)×100
ポジティブ・アクションともいう。
様々な分野において、活動に参画する機会の男女間の格差を改善するため、必要な範囲内において、男女のいずれか一方に対し、活動に参画する機会を積極的に提供するものであり、個々の状況に応じて実施していくもの。
各ページに掲載されているすべての写真・音声・CGならびに記事の無断転用を禁じます。
© 2021 Date City.