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「第2期データヘルス計画」を策定しました

印刷ページ表示 更新日:2018年3月20日更新

伊達市国民健康保険第2期保健事業実施計画「伊達市データヘルス計画」

 平成20年度から始まった特定健康診査(特定健診)の実施、診療報酬明細書(レセプト)等の電子化の進展、国保データベースシステム(KDB)等の整備により、市町村国保などの「保険者」が健康や医療に関する情報を活用して被保険者の健康課題の分析、保健事業の評価等を行うための基盤整備が進んでいます。

 こうした中、平成25年6月14日に閣議決定された「日本再興戦略」において、「すべての健康保険組合に対し、レセプト等のデータの分析、それに基づく加入者の健康保持増進のための事業計画として「計画」の作成・公表、事業実施、評価等の取組を求めるとともに、市町村国保が同様の取組を行うことを推進する。」とされました。
 これまでも、保険者等においては、レセプト等や統計資料等を活用することにより、「特定健診等実施計画」の策定や見直し、その他の保健事業を実施してきたところですが、今後は、更なる被保険者の健康保持増進に努めるため、保有しているデータを活用しながら、被保険者をリスク別に分けてターゲットを絞った保健事業の展開や、ポピュレーションアプローチから重症化予防まで網羅的に保健事業を進めていくことなどが求められています。

 こうした背景を踏まえ、保健事業の実施等に関する指針(厚生労働省告示)の一部を改正する等により、保険者等は健康・医療情報を活用してPDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保健事業の実施を図るための保健事業の実施計画である「データヘルス計画」を策定した上で、保健事業の実施・評価・改善等を行うことになりました。

 伊達市国民健康保険(伊達市国保)においては、平成27年3月に第1期データヘルス計画を策定し、健診、レセプトデータ等の健康医療情報を活用しながら各種保健事業を実施してきましたが、計画期間が平成29年度で終了することに伴い、第2期データヘルス計画を策定しました。

第2期伊達市データヘルス計画(概要版) [PDFファイル/834KB]

第2期伊達市データヘルス計画(全体版) [PDFファイル/8.58MB]

計画の目的

 人口減少・少子高齢化社会においても市民ひとりひとりが健康で幸せな生活を送ることができ、伊達で暮らすことに豊かさとゆとりを実感することができるよう、生活の質を高め、健康格差を縮小し健康寿命の延伸を図るために、市民の死因の多くを占め、医療費が高額であり、要介護の原因疾患でもある「生活習慣病」の発症と重症化を予防することを目的とします。

計画期間

 計画期間は、平成30年度から令和5年度までの6年間とします。

伊達市の現状、健康課題

 レセプトデータ、特定健診データから伊達市の現状を分析し、課題を洗い出しました。

市の概要

  • 人口減少・高齢化進行は全国的な傾向だが、伊達市は同規模の保険者に比べ高齢化率が高い。
  • 第一次産業(農業など)の割合が同規模・国・県と比較して極めて大きい。
  • 被保険者数の減少により総医療費も減少しているが、一人当たりの医療費は増加

介護・医療

  • 要介護認定者の有病状況は筋・骨格系疾患、精神疾患のほかに、生活習慣病である心疾患、脳疾患等も多い。
  • 医療費の多くを循環器系疾患が占めており、内訳は生活習慣病である高血圧症の割合が大きい。
  • 人工透析の患者数、医療費ともに増加傾向

特定健診・特定保健指導

  • 健診受診率は同規模・県・国の数値を上回っているが若年層の受診率は低い。
  • 血圧の数値は改善傾向にあるが、県・国の数値には届いていない。
  • メタボリックシンドロームが増加、特定保健指導実施率は毎年上昇、同規模・県・国の数値を上回っている。

達成すべき目標

中長期目標

 医療費が高額で、長期入院、人工透析、介護認定の原因疾患である「脳血管疾患」「虚血性心疾患」「糖尿病性腎症」の減少

短期目標

  脳血管疾患等の血管変化における共通リスクとなる「高血圧症」「脂質異常症」「糖尿病」「メタボリックシンドローム」の減少

目的・目標達成のために実施する保健事業

特定健診・特定保健指導事業

 メタボリックシンドロームに着目した健康診査の実施、メタボ該当者・予備群への保健指導

国保ヘルスアップ事業

 国の交付金を活用した特定健診未受診者対策、健診受診者へのフォローアップ等

重症化予防訪問指導

 高血圧対策を柱とした脳心血管疾患発症リスク者への保健師・栄養士による個別訪問指導等

糖尿病性腎症重症化予防事業

 糖尿病治療中者への腎臓専門医の受診勧奨、保健指導等

慢性腎臓病(CKD)対策事業

 伊達地域CKD対策ネットワークと連携した栄養指導、専門医の受診勧奨等

その他の保健事業

  • ジェネリック医薬品普及啓発事業
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)対策 など

計画の評価と見直し

評価の時期

 本計画は、毎年度の評価を行いますが、進捗確認のため平成32年度に中間評価を行い、必要に応じて計画の見直しを行います。

評価方法

 PDCAサイクルに沿った効果的で効率的な保健事業を実施するため、計画の評価にあたっては健診データ、レセプトデータ等の健康医療情報を活用します。
 具体的には、KDB(国保データベース)システム、特定健診データ管理システム等により抽出したデータを用いて分析し評価を行います。

 

(関連ページ)
データヘルス計画の評価を公表します

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