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熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節 機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、 救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、 周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
■熱中症を引き起こす原因として、大きく3つあり「環境」「身体(からだ)」「行動」によるものと考えられます。その原因が重ならないよう注意して生活していく必要があります。
少しでも体調が悪いと感じたら、無理せず、休息・休憩をとり、様子をみて過ごしましょう。
■3つの原因
「環境」・・・気温が高い、湿度が高い、風が弱いなど
「身体(からだ)」・・・激しい労働や運動によって体温が上昇している、高齢者や乳幼児及び寝不足などの体調不良がある、暑い環境に体が十分に対応できない状態であるなど
「行動」・・・・・長時間の屋外作業、水分補給できない状況など
■65歳以上の高齢の方・・・・・熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の方です。高齢の方は、暑さや水分不足に対する感覚機能やからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。
■小さなお子さん・・・・・・・・子どもは体温の調節機能が十分に発達していないので、気を配る必要があります。
■障害をお持ちの方・・・・・・・自ら症状を訴えられない方もいるので特に配慮しましょう。
■室内でも、屋外でも、喉の渇きを感じなくても、水分、塩分やスポーツドリンク(量には気をつけて摂取しましょう)などをこまめに補給しましょう。
■扇風機やエアコンで室温・湿度を調節し過ごしましょう。(我慢せずに上手に利用しましょう)
■遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用しましょう。
■室温をこまめに確認しましょう。
■日傘や帽子の着用をして外出を楽しみましょう。
■日陰の利用、こまめな休憩をとりましょう。
■気温の高い日は、日中の外出をできるだけ控えましょう。
■通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用しましょう。
■保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やして調整しましょう。
■熱中症は、めまい、頭痛、吐き気、倦怠感などの症状がでたり、ひどいときは意識を失い命の危険になる場合があります。
おかしいと思ったら、涼しい場所で休息・休憩をし、変わらないまたはひどくなる場合は、医療機関に相談・受診しましょう。
熱中症予防のための情報・資料サイト | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)<外部リンク>
環境省熱中症予防情報サイト (env.go.jp)<外部リンク>
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