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その他の感染症

印刷ページ表示 更新日:2025年10月24日更新

 

さまざまな感染症​

ノロウイルス感染症

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。

ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもや高齢者などでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。

ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。

予防と対策

○ 患者のふん便や吐ぶつには大量のウイルスが排出されるので、​

(1)食事の前やトイレの後などには、必ずしっかり手を洗いましょう。

(2)下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。

(3)胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを処理する際には手ぶくろやマスクをするなど適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。処理後は必ず、うがい・手洗いをしましょう。

○ 特に子どもや高齢者などの抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌しましょう。

​厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html<外部リンク>

手足口病

子どもを中心に、主に夏に流行します。2歳以下が半数を占めますが、小学生でも流行的発生がみられることがあります。

咳・くしゃみなどによる飛沫感染、ウイルスの付着した手指や物などを介した接触感染、便と一緒に排泄されたウイルスが口に入って感染する糞口感染が知られています。

手足や口の中などに水疱を伴う複数の発(ほっ)しんが出ます。発熱は約3分の1で起こり、38℃以下のことがほとんどです。多くの場合、数日間で自然に治る病気ですが、まれに重い合併症を引き起こす場合がありますので、注意が必要です。

予防と対策

  • 食事の前やトイレの後、赤ちゃんのおむつ交換などの後には、石けんと流水で十分な手洗いを徹底しましょう。
  • タオルの共有を避けましょう。
  • 乳幼児が良く触れる場所やおもちゃなどの消毒を小まめに行いましょう。

手足口病は、治った後も比較的長い期間便の中にウイルスが排泄され、また、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあると考えられることから、発病した人だけを長期間隔離しても有効な感染対策とはならず、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。

手足口病 [PDFファイル/3.35MB]

厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html<外部リンク>

咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)

アデノウイルスによる咽頭結膜熱と呼ばれる感染症です。発熱やのどの痛み、結膜炎(かゆみ、痛み、充血)、腹痛・下痢などの症状があります。感染力が非常に強く、咳やくしゃみなどによる飛沫や、患者の触れたタオルなどを介して感染します。小児を中心に流行し、まれに肺炎など重症化する場合もあることが報告されています。

予防と対策

流水・石けんによる小まめな手洗い、うがいなどの基本的な感染対策をお願いします。 また、症状がある方とのタオルの共有は避けてください。

厚生労働省ホームページ​https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/pcf.html<外部リンク>

ヘルパンギーナ

主にエンテロウイルス、コクサッキーウイルスによる感染症です。5歳以下の乳幼児を中心に、主に夏に流行します。発熱(高熱)、のどの水疱(すいほう)・痛み、食欲不振、頭痛、全身のだるさなどの症状があります。

予防と対策

感染経路は、主に糞口感染(便と一緒に排せつされたウイルスが口に入って感染すること)、接触感染、飛まつ感染です。
発症後4週間後頃までは、便からウイルスが排せつされるため、発症した乳幼児の便が付いたおむつや下着などに触れた後は、しっかり手洗いをしましょう。

厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/herpangina.html<外部リンク>

マイコプラズマ肺炎

肺炎マイコプラズマという細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。小児や若年層を中心に流行します。マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、冬にやや増加する傾向があります。

予防と対策

感染した人のせきのしぶき(飛沫)を吸い込んだり(飛沫感染)、感染者と接触したりすること(接触感染)により感染すると言われています。家庭のほか、学校などの施設内でも感染の伝播がみられます。感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、2~3週間くらいとされています。

厚生労働省ホームページ​https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mycoplasma.html<外部リンク>

ダニ媒介感染症

ウイルスや細菌などを保有するダニにかまれることによって起こる感染症です。人が野外作業や農作業、レジャーなどで、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニにかまれることがあります。

予防と対策

  • 草むらややぶなどに入る場合には、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用し、シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴や靴下の中に入れ、首にタオルを巻くなど肌の露出を少なくしましょう。
  • 虫除け剤を使用しましょう。服の上から用いるタイプは補助的な効果があると言われています。

ダニにかまれた場合は、数週間は体調の変化に注意し、発熱などの症状が認められた場合は医療機関で診察を受けましょう。

吸血中のダニに気が付いた際は、無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置をしてもらいましょう。

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