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睡眠時無呼吸症候群を知っていますか?

印刷ページ表示 更新日:2025年11月21日更新

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

睡眠時無呼吸症候群ってどんな病気?

睡眠時に無呼吸を繰り返すことで、さまざまな合併症を起こす病気です。
空気の通り道である上気道が狭くなることが原因で発症します。
成人男性の約3~7%、女性の約2~5%にみられます。男性では40~50歳代が半数を占める一方で、女性は閉経後に増加します。
成人の睡眠時無呼吸症候群では高血圧、脳卒中、心筋梗塞などの重大な病気を引き起こす可能性が約3~4倍高くなります。しかし、適切に治療をすることで健常人と同じくらいまで死亡率を低下させることが明らかになっています。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人とは?

睡眠時無呼吸症候群の発症原因で代表的なものの一つが肥満です。肥満の人は喉やあご周りに脂肪がつくため、上気道が狭くなりやすいことが原因です。最近急に太った、学生時代より10キロ以上太った等の場合は要注意です。
また、顎が小さい、のどが狭い、舌が大きい、扁桃腺が大きいなど、喉・顎周りの形状により気道が狭くなりやすく、睡眠時無呼吸症候群になりやすい方もいます。
また、日本人は喉が咽頭に近く扁桃腺が大きいため睡眠時無呼吸症候群になりやすいといった特徴があります。

以下の症状であてはまるものはありませんか?

(1)いびき

大音量で、不規則ないびきをかく。

(2)呼吸の停止

睡眠中に呼吸が数秒~数十秒間停止する。

(3)ガスプや窒息 

呼吸が再開する際に、ガスプ(大きく息を吸い込むこと)や窒息するような音がする。

(4)落ち着かない睡眠

 夜間に何度も目を覚ます、動きが多いなどの不安定な睡眠パターン。

(5)日中の過度な眠気 

昼間に異常な眠気がある、または眠り込む。

これらの症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があるため医療機関に相談することが重要です。適切な診察と治療を受けることで、症状や将来的な健康リスクを減らすことができます。

睡眠時無呼吸症候群は、早期発見・早期治療が大切です

睡眠時無呼吸症候群をそのままにしておくと、脳卒中、心筋梗塞など命に関わる可能性のある合併症を引き起こす可能性が高くなり、大変危険です。また、健常人と比較して交通事故を起こす割合も高くなるといわれています。
家族からいびきや無呼吸を指摘されたことがある、日中の眠気が強いなど気になる症状があれば、早めに医療機関を受診しましょう。
【参考】
一般社団法人日本呼吸器学会 市民のみなさまへ<外部リンク>
厚生労働省 健康づくりのための睡眠ガイド2023<外部リンク>

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