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第18回「水害サミット」(主催:水害サミット実行委員会、毎日新聞社)が令和5年6月6日、東京都千代田区のパレスサイドビルで開催され、過去に激甚な水害を経験した全国の市町長が一同に会し、意見交換や提言が行われました。
このサミットは、平成16年に10の台風が上陸するなど、全国各地で集中豪雨や台風による激甚な災害が発生し、多くの尊い生命や財産が失われたことから、水害体験で得た課題や反省点などを話し合い、各自治体の今後の防災活動に生かそうと行われているものです。
平成16年に被害を受けた新潟県三条市、新潟県見附市、福井県福井市、兵庫県豊岡市の4人の市長が発起人となって実行委員会をつくり、過去に激甚な水害を受けた全国の自治体に呼びかけ、平成17年9月27日に第1回開催以降、今回で18回目の開催となり、伊達市は今回が初めての参加となりました。
今年は、水害に対する独自の取組みを実施している市町の長を含めた25市町の長と国土交通省が参加し、「流域治水~上流・中流・下流の水害対策と相互理解~」をテーマに意見交換を行いました。
須田市長は「令和元年の東日本台風で大きな被害を受けたが、東北の5つの河川国道事務所から5台の排水ポンプ車の応援を受け、早期の復旧に着手できた。教訓として、市で排水ポンプ車を2台購入し、いち早く復旧がなされ、災害がおきた場合には、他の被災自治体の応援にいくことも考えている。また国が進めるワンコイン浸水センサ実証実験に参加し、リアルタイムで面的に浸水の状況が把握ができ、被害を最小限にとどめることができると期待している」などと意見を述べました。
【第18回「水害サミット」の様子】
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