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水道におけるPFOS及びPFOAについて

印刷ページ表示 更新日:2025年2月7日更新

伊達市の水道水はすべて福島地方水道用水供給企業団から供給を受けています。
水道水の原水(浄水する前の状態の水)におけるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ペルフルオロオクタン酸)の水質検査については、水道用水の供給元である福島地方水道用水供給企業団において、厚生労働省の登録を受けた水質検査機関に委託して実施しています。
この水質検査は、令和2年度に水質管理目標設定項目に設定されたことから、企業団では水質検査計画により年1回実施しています。

暫定目標値はPFOSとPFOAの合計で1リットルあたり0.00005mg以下=50ng(ナノグラム)以下となっております。

水道水の原水は暫定目標値(50ng/L)を大幅に下回っており、伊達市の水道水の安全性は確保されています

測定日・測定箇所
測 定 日 測 定 箇 所
令和2年9月24日

摺上川ダム(水源)及び
浄水場入口(原水)・浄水場出口(浄水)

令和3年9月13日 浄水場入口(原水)
令和4年8月3日 浄水場入口(原水)
令和5年8月7日 浄水場入口(原水)
令和6年8月7日 浄水場入口(原水)
  • 測定内容  PFOSおよびPFOAの合算値
  • 測定結果  いずれも1リットルあたり5ng(ナノグラム)=0.000005mg未満の不検出でした

福島地方水道用水供給企業団における水質検査結果はこちら(企業団のページへリンク)<外部リンク>
(ホーム→水質情報→水質検査結果→水道用水供給事業年報→「水質の状況」内「水質管理目標設定項目の検査」に記載)

有機フッ素化合物について

有機フッ素化合物に関して現時点でわかっていること

性状など

有機フッ素化合物とは炭素とフッ素が強く結び付いた物質で、その中でもペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼びます。
PFASの中には、撥水・撥油性、熱・科学的安定性等の物性を示すものがあり、撥水・撥油剤、界面活性剤、半導体用反射防止剤等の幅広い用途で使用されています。

PFASの中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきました。
PFOSについては、半導体用反射防止剤、レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤などに、PFOAについては、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤などに主に使われてきました。

PFOS、PFOAには、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため、現時点では北極圏なども含め世界中に広く残留しています。そして、仮に環境への排出が継続する場合には、分解が遅いために地球規模で環境中にさらに蓄積されていきます。
環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が指摘されています。

人の健康への影響

PFOS、PFOAは、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されています。
また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。
しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては十分な知見はありません。そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく基準値等の検討が進められています。
また、国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる原因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりませんが、環境省は内閣府食品安全委員会が行った食品健康影響評価の結果等を踏まえ、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。

PFOS、PFOAへの対応

現在日本では、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」に基づき、製造・輸入等を原則禁止しています。(PFOSは2010年、PFOAは2021年)
厚生労働省では、水道水について、2020年にPFOS、PFOAを水質管理目標設定項目に位置付け、PFOSとPFOAの合算値で50ng/L以下とする暫定目標値を定めております。

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