本文
令和元年8月5日(月曜日)から3日間の日程で、伊達市内の中学生11名が広島市で行われた平和記念式典に出席しました。
平成24年6月28日、伊達市では「非核三原則」を遵守し、すべての核兵器の廃絶と恒久平和の実現を目指し、「非核平和都市」であることを宣言しました。
この宣言を契機として、核兵器の怖さや平和の尊さを次代に継承し、平和維持の重要性を広く市民に啓発することとしています。
その一環として、平成25年度から、市内中学校6校より推薦された12名の生徒を対象に、戦争、核兵器、安全保障の問題などを多面的にとらえ、実際に見て、聞いて、感じることで、平和の意義を考え、知見を広めてもらうことを目的としています。
令和元年8月5日(月曜日)から令和元年8月7日(水曜日)まで
1日目は、朝早く市役所を出発し、飛行機で広島へ向かいました。原爆ドームや爆心地などを見学し、午後からは「ヒロシマ青少年平和の集い」に参加しました。全国から集まった同世代の人たちと「原爆の記憶を風化させないためには?」をテーマに意見交換を行いました。
1日目の感想
・ヒロシマ青少年平和の集いに参加し、原子爆弾について深く知ることができた。
・原爆ドームの実物を初めて見た。写真で見るよりも被害の状況が細かいところまで分かり、被害の大きさを改めて感じた。
・被爆体験講話を聞いて、偶然、助かった奇跡に感動すると同時に、偶然、爆心地の近くにいた人たちは亡くなってしまったことを考えると悲しくなった。
2日目は、平和記念公園内にある「原爆の子の像」へ学校で作成した折り鶴を献呈しました。献花のあとは、「広島平和記念式典」に参列し、平和を祈り、黙とうを捧げました。
午後からは世界遺産の宮島を見学しました。
2日目の感想
・広島平和記念式典には、外国からの参加者が多く、核に関する関心が高いことに驚いた。
・資料館では、原爆被害者の遺品や映像を見て、とても心が痛かった。
・戦争を繰り返してはいけない。という思いが強くなった。
3日目は、広島平和記念資料館の見学し、平和記念公園を散策しました。
各ページに掲載されているすべての写真・音声・CGならびに記事の無断転用を禁じます。
© 2021 Date City.