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伊達小学校は、昭和49年に校舎を改築して以来、昭和50年に屋内体育館、プールを建築し、その後、倉庫等を増築、平成19年にはコンピュータ室の増築を行っている。増改築を繰り返し現校舎は、内装、外装、給排水、電気設備等の施設に係る老朽化が進んでおり、バリアフリー化及び多様な学習内容、学習形態への対応などの教育環境に問題がある。
また、耐震診断の結果においても部分的な構造補修が必要なCランクとなっており、地域の基幹校として早期の改築がかねてより懸案となっていた。
こどもたちの安全の確保は、最優先とされるべき課題であり、東日本大震災以降、文部科学省では緊急避難機能や防災対策の向上など、各自治体に東日本大震災において顕在化(けんざいか)した課題や学校施設に係る課題への対応が求められている。
このような状況に鑑み、平成28年11月より、地域環境や校地の特性を考慮した、多種多様な学習環境に対応する指導が可能な学校施設のあり方について検討を行い平成29年3月に伊達小学校改築基本計画を策定。平成30年3月に「伊達小学校施設検討委員会(学校及び保護者、地域住民等で構成)」の意見聴取及び合意形成を図りながら具体的施設整備方針を決定し、令和2年8月実施設計の策定となった。
【屋内運動場 【校舎棟】 【講堂棟】 |
新・伊達小学校を南西から望む 新・伊達小学校を北東から望む |
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