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この度、多くの市民の皆さまのご信任をいただき、再度市長に就任することになりました。就任にあたり、私のまちづくりに対する考えを述べたいと思います。
市民が生活する上で一番重要なのは、安全・安心なまちづくりです。新型コロナウイルス感染症が拡大し、収束がまだ見えない中、ワクチン接種を早く進め、市民の生命と健康を守っていくことが第一の任務です。
また、伊達市は阿武隈川の最下流にあり、令和元年東日本台風で大きな被害がありました。市民の生命と財産を守るため、河川堤防のかさ上げ・強化や内水被害の防止などの治水対策を強化してまいります。
少子高齢化、人口減少は伊達市においても大きな課題です。将来に向け持続的に発展するためには、若い人たちが定住するまちをつくる必要があります。「働く場所をつくる」、「教育・子育てを充実させる」、この二つを進めたいと考えています。働く場としては現在新工業団地を造成中であり、堂ノ内地区には大型商業施設の誘致が決定しました。これを機会に若者が定住し、産業が振興するまちをつくってまいります。
子育て支援としては、できるだけ近い園に子どもを通わせることができるよう、認定こども園の建設や、定員増を進めてまいります。また、将来伊達市を担う子どもたちの教育を充実させるため、デジタル化、プログラミング教育、そして国際化に向けた英語教育に力を入れたいと考えています。
高齢化が進む中、皆さんが健康で長生きできるまちをつくっていくことが必要です。元気づくり会の拡大と、市民が利用しやすい公共交通を考えることが何よりも重要です。元気づくり会で運動したり友人と会話したり、デマンドタクシーの利便性向上により買い物や趣味など外出しやすい環境を整えることで、健康で充実した生活が送れる伊達市にしてまいります。
安全・安心なまち、若者が定住するまち、健幸・福祉のまちづくりを進めることで、伊達市の未来が輝くと考えています。これからの四年間、自分の全精力をかけて伊達市の発展のため、市民の幸せのために尽くしてまいりたいと考えていますので、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
2022年(令和4年)2月
伊達市長 須田博行
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