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このたび、伊達市長として3期目の市政運営を担わせていただくことになりました。改めてその責任の重さを胸に刻み、市民の皆さまの期待と信頼に応えられるよう、決意を新たにしたところです。
これまでの2期8年間は、大型商業施設や企業の誘致、住宅団地や子育て教育施設の整備など、若者が定着するための基盤づくりに力を注いでまいりました。その取り組みの成果が着実に表れ、本市の年少人口は、県内で最も転入超過の多い自治体となるなど、子育て世代に選ばれるまちへ歩みを進めてきました。
一方で、人口減少・少子高齢化の加速により、地域の経済活動やコミュニティーの維持など、さまざまな課題に直面しております。
このような中、合併20周年を迎えた今年は、イオンモール伊達のオープンなど、本市を取り巻く環境が大きく変化します。
私の基本姿勢である「現場主義」をモットーに、市民の皆さまの声に耳を傾けながら、次なるステップに向けた取り組みを推進し『便利で、人に優しく、豊かさが実感できる“伊達市の未来”の創造』に挑戦してまいります。
市民生活において、地域の公共交通はとても重要です。阿武隈急行線、路線バス、デマンドタクシーなどを活用した市内全域の公共交通網の再編を進め、利便性の高い交通システムを構築してまいります。また、利便性の向上には、道路網の整備は重要です。国県道の整備促進を強く働きかけるとともに、生活道路である市道の維持管理を強化してまいります。
さらには、中山間地域において、高齢者などの生活弱者が安心して買い物できる環境づくりを進め、誰もが快適に暮らせるまちづくりを進めてまいります。
全ての世代が安心して暮らせる地域社会を築くためには、健康、医療、福祉、そして子育てや教育など、人に関わる施策を充実させることが重要です。市民一人一人が心身ともに健康で充実した生活を送れるよう、歩くことを基軸とした健康づくりと健康寿命を伸ばすための「元気づくり会」の普及拡大を進めてまいります。
また、妊娠期からの切れ目ない子育て支援では、伊達市版ネウボラ事業を推進し、男女が共に子育てに参画し、仕事と育児を両立できる環境を充実してまいります。さらには、未来を担う子どもたちが安心して学校生活を送れるよう教育環境を充実してまいります。
伊達市の基幹産業である農業は、高齢化や担い手不足が課題となっています。モモやキュウリ、イチゴ、あんぽ柿など、伊達市の誇り高い農産物の生産拡大に向けた支援を行うとともに、これまで以上にトップセールスを進め、伊達市のブランドを守ってまいります。さらには、データ駆動型スマート農業を推進し、誰もが農業にチャレンジできる環境を整備してまいります。
商工業においては、労働不足の解消と新たに起業する人を支援するとともに、若者の定着のために最先端企業の誘致を図ってまいります。また、イオンモール伊達にアンテナショップを設置することで、伊達市の魅力を発信し、市内商店街への誘客を促進してまいります。
歴史観光においては、伊達氏梁川遺跡群の歴史公園やガイダンスセンターなどの整備を進め、地域の貴重な歴史と文化を活かした魅力ある地域づくりを進めてまいります。
この「3つのまちづくり」を実現するため、多様な知見やノウハウを有する民間事業者や地域団体などと連携し、効率的な行政運営を図るとともに、伊達市の有するポテンシャルを最大限に活用し、「市民が希望を持てる未来」の創造に挑戦してまいります。今後とも、皆さまのご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
2026年(令和8年)2月
伊達市長 須田博行
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