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伊達市元気な子ども・みんなの子育て条例

印刷ページ表示 更新日:2024年7月1日更新

 条例の趣旨 | 役割 | 施策 | 伊達っ子こどもの日 | 経過


伊達市元気な子ども・みんなの子育て条例

 

 

 

 伊達市では、市内に住むすべての子ども(以降「伊達っ子」)が自分の居場所を実感して生き生きと成長し、保護者は過度な負担を感じることなく子育てができるよう、令和6(2024)年4月1日に「伊達市元気な子ども・みんなの子育て条例」を制定しました。

 

条例の趣旨

 伊達市のシンボルである名峰霊山の豊かな「自然」、伊達氏発祥の地のロマンあふれる「歴史」、寒暖差や肥沃な土地が育む多彩でおいしい「農産物」、あたたかく人情味あふれる「人」は、これまで、伊達っ子の健やかで心豊かな成長に大きく貢献してきました。これらの土壌の上で、これからも伊達っ子が郷土に誇りを持ち、豊かな人間性を身に付け、社会的に自立していくためには、次の2つのことが大切です。
 1つは、伊達っ子が「元気」であることです。元気な伊達っ子とは、身体の健康に限らず、精神の健全さも含め自己肯定感を持って、どのような困難な状況でも前向きに乗り越えることができる、気力に満ちた子どもです。
 2つ目は、子育てを「みんな」で行うことです。伊達っ子がより良く育つには、伊達市版ネウボラで子育て家庭を支えつつ、地域社会のみんなで伊達っ子の居場所をつくり、家族と同様に受け入れ、応援し、見守り育てていく意識づくりが重要です。

 令和5年、伊達っ子が意見を出し、自ら考え行動する指針として、次に掲げる「伊達っ子の誓い」が生まれました。
伊達っ子の誓い
 テーマ1 人との関わり わたしは友達と仲良くします
 テーマ2 あいさつ わたしは明るく元気な声であいさつをします
 テーマ3 健康 わたしは毎日元気に過ごします
 テーマ4 ふるさと わたしは自然とふるさとを大切にします
 テーマ5 挑戦・努力 わたしは将来の夢に向かって日々努力します

 伊達っ子がこの誓いを実践し、地域のみんながそれぞれの役割を果たすことで、伊達っ子が伊達市で育ち、育てられたことを誇りに思えることを願い、ここに条例を制定します。​

主な役割

主な役割

市の役割 市の役割

  1. 遊び学び育つ施設、子育てに係る関係機関が、連携を密にしながら支援体制を確保すること。
  2. 保護者が安心して子育てでき、子育ての喜びを実感できるよう、伊達市版ネウボラを推進し、子育て家庭に寄り添いながら切れ目なく支援すること。
  3. 伊達っ子が最善の利益を得られるよう、伊達っ子の声を積極的に聴き、意見を尊重すること。
  4. みんながそれぞれの役割を果たすために、互いに連携を図り、地域で子育て家庭に積極的に関わることの意識の醸成を図ること。

伊達っ子の役割 伊達っ子の役割

  1. 命の尊さを学び、自分の気持ちと体を大切にし、自分の考えを持って意見を述べ、行動すること。
  2. ルールやマナーを守り、相手の価値観や多様性を認め、尊重し、思いやりの気持ちを持って接すること。
  3. 伊達っ子の誓いを念頭に日々を過ごすこと。

保護者の役割 保護者の役割

  1. 伊達っ子が社会的に自立するために必要な、望ましい生活習慣を身に付けさせること。
  2. 伊達っ子が自己肯定感を高められるよう、賞賛と励ましを積極的に行うこと。
  3. 伊達っ子がルールやマナーを身に付けられるよう、誤った行動等をとったときは、適切に諭すことの大切さを理解し、実践すること。
  4. 伊達っ子に対する体罰、虐待等が心身に深い傷を与えることを認識し、心身の健やかな成長を促すこと。

遊び学び育つ施設(学校・認定こども園等)の役割 遊び学び育つ施設の役割

  1. 伊達っ子とその保護者が安心して過ごすことができるよう、伊達っ子の人権に配慮すること。
  2. 伊達っ子の居場所となり、充実した集団生活を通じて、豊かな人間性及び社会性を身に付けることができる施設であること。
  3. 伊達っ子の年齢及び心身の発達に応じて、必要な支援を行うこと。

市民等の役割 市民等の役割

  1. 子育てを主体的にとらえ、すべての伊達っ子と家族のように接すること。
  2. 地域行事その他社会性を育むことができる場を提供し、伊達っ子及びその保護者と積極的に関わりを持つこと。
  3. 伊達っ子への声掛け、見守り及び積極的に声を聴くことにより、犯罪、虐待等から伊達っ子を守ることができるよう安全で安心な地域づくりを行うこと。

事業者の役割 事業者の役割

  1. 仕事と子育てを両立できる働き方について、従業員と話し合うよう努めること。
  2. 男性が育児に参加できるよう配慮すること。
  3. 伊達っ子やみんなが企画する活動に協力すること。​

子ども・子育て支援への施策

伊達っ子が応援されていることを実感し、自己肯定感をしっかり持って社会的自立を図るため、「子育て家庭への施策」、「伊達っ子の生き抜く力を育てる施策」、「伊達っ子の人権を守る施策」および「伊達っ子を中心とした楽しいまちづくりの施策」の4施策を推進します。

1.支えます「子育て家庭への施策」 

子育て家庭への施策を推進します。
伊達っ子や保護者が安心して相談できること、誰もが充実した支援を受けられること、安心して自分らしくいられる場があることは、伊達っ子の健やかな育ちに必要なことです。市は保護者とともに伊達っ子が健康で心穏やかな生活が送られるよう伊達市版ネウボラの充実や関係機関と連携した相談体制の構築などを推進します。

2.応援します「伊達っ子の生き抜く力を育てる施策」

伊達っ子の生き抜く力を育てる施策を推進します。
伊達っ子が生涯にわたって体も心も社会的にも幸せな状態で生活を送るには、伊達っ子がみんなに愛され、支えられさまざまなことを学びながら自己肯定感を高めること、望ましい生活習慣を築くことが大切です。市は子どもたちのがんばりを応援すること、無理のない範囲でお手伝いをすること、メディア依存を防止する取り組みなどを推進します。

3.守ります「伊達っ子の人権を守る施策」

伊達っ子の人権を守る施策を推進します。
すべての伊達っ子は個人として尊重され、基本的人権が守られ、差別的な扱いを受けることがないようにしなくてはなりません。市は虐待防止、いじめや不登校などへの取り組みを推進します。また、ヤングケアラーへの配慮や性別に関する差別防止の施策も推進します。

4.楽しみます「伊達っ子を中心とした楽しいまちづくりの施策」

伊達っ子を中心とした楽しいまちづくり施策を推進します。
伊達っ子にとって遊びや体験活動は、知的好奇心を満たし健やかな育ちの核になります。市は伊達っ子の意見表明や社会参加を促す取り組みを推進します。毎月1 日を伊達っ子こどもの日と制定します。

毎月1日は「伊達っ子こどもの日」

 元気にがんばっている伊達っ子が、普段以上に大人たちと多く語らい、感謝の気持ちを伝える日として創設しました。勉強や習い事、仕事や家事で毎日忙しいですが、家族でゆっくり話す時間を作ってみませんか?

伊達っ子こどもの日

条例制定までの経過

  • アンケート調査を実施
    令和5年7月から8月にかけて、児童生徒の皆さん及び成人の皆さんの意見を反映するためのアンケート調査を実施。
    <児童生徒向け> 対象:小学1年生~高校3年生 有効回答数:1,825人
    <成人向け> 対象:19歳以上の成人 有効回答数:1,255人
  • D20サミット」を開催
    条例制定に子どもたちの意見を盛り込むため、令和5年10月1日に小中学生の代表者が伊達市議場に集合し、ワークショップ「D20サミット」を初開催。
  • ​関係団体からの意見聴取
    伊達市子ども・子育て会議委員、主任児童委員などから意見聴取。
  • パブリックコメントを実施
    令和5年12月26日から令和6年1月15日にかけてパブリックコメントを実施。

大人から伊達っ子たちへのメッセージ

 令和5年7月から8月にかけて実施したアンケート調査では、大人から伊達っ子たちに対して320件ものメッセージが寄せられましたので抜粋してご紹介します。皆さんからの心がこもったメッセージありがとうございました。

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